意識調査が示唆する日本の消費者意識

 調査結果全体を俯瞰してみると、バブル経済崩壊以後20年にわたって起こった消費マインドの変化が、一昨年のリーマンショックや今年の春に表面化したヨーロッパ諸国の財務危機を経て更に冷え始めているように思えます。そして、消費マインドの冷えは将来不安に対する生活防衛意識の高まりを背景にしている事がはっきりと窺えます。但し、生活実感や消費態度、また、生活防衛意識は特定のグループ間、例えば職業や所得で違いが見られ、必ずしも生活者全体に言える事ではないようです。

 詳細は調査結果の要約で触れますが、最近の経済環境を反映してか“自営業者”におけるマインドの冷えや生活防衛意識は非常に高く、一方で、高額所得者層においてそれほど深刻でない姿が散見できます。

 

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