マーケティングリサーチのスペシャリスト

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I.ネットリサーチの仕組み

 ネットリサーチとはその名の通り、インターネット環境内で実施される調査(アンケート)のことを言いますが、ここでは企業のサイトやブログの中に見受けられる簡単な意見収集や設問、例えば、ブログ内で提供しているサービスやQ&Aに対する満足度、或いは地元の天気や支持政党などを答えさせるタイプを除きます。

  ここで言うネットリサーチとは、市場調査会社などが自社で開発した調査モニターパネル(調査に協力する事を前提に、事前に登録された調査モニター集団)、或いは、提携先が所有するインターネットユーザーパネル(インターネットサービスプロバイダー等が管理し、必ずしも調査協力を前提としていない集団)に対し、メールでアンケート協力を依頼、アンケート専用サイトで回答してもらう調査手法です。従来、マーケティングリサーチの多くは、インタビュアーが電話や家庭訪問、或いは、街頭や会場で対象者に対し面接を行い、回答を質問票(アンケート用紙)に書き取る形の“面接式インタビュー”が主流でした。

  またこれとは別に、郵送調査や日記調査などで使用される、“自記入式”と呼ばれる、アンケート対象者自身が自分で質問票に記入する方法があります。ネットリサーチは、郵便ではなく、インターネットメールで送られてきたWeb画面上の自記入式アンケート用紙に回答する調査手法と考えていただければ宜しいかと思います。

  そして、ネットリサーチの革新的機能は、以下に説明する従来型の調査手法で必要とされている多くの要素をコンピュータ・サーバ内で全体管理できることです。これによって、諸々のプロセスにおける調査員/作業員の手間が大幅に減り、はるかに短時間でデータ収集と処理が可能になり、また、データ集計や解析にミスが出にくくなったことです。要するに、アンケート実施期間とデータ集計時間の大幅な短縮と作業コストの削減が可能となったのです。

【従来型調査手法に欠かせない要素】

 

◆ 紙ベースの“アンケート用紙”を作成する。

◆ 面接のために、“インタビュアー”が必要(郵送調査などを除く)。

◆ 回収した回答を集計(コンピューターに入力)する手間がかかる。

◆ 電話や郵送調査では、回答者への“謝礼を送付する”工程が必要。

◆ アンケートで使用するコンセプトシートや商品写真など、リサーチ用素材を“多く作成する”必要がある。

  


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